忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

産後にうつ病?

DSMの導入によってはっきりしたものに、産後うつ病も挙げられます。産後うつ病については、ホルモンバランスの変化が精神変調の原因であると考えられ、以前は「産祷期精神障害」という、独自の病名が用いられることが多かったのです。
マタニティブルーズは自然に、短期間に治りますが、産後のうつ病は自分だけで治すのは難しくなります。放置すれば慢性化・重症化の心配があり、育児虐待など悲劇につながる可能性も出てきます。
研究が進められた結果、意外なことに、産後よりもむしろ妊娠中の方がうつ状態が多いこと、うつ状態の重症度や性質も、産前、産後で差がないこと、過去のうつ病の病歴が産後のうつ状態の危険因子であることなど、産後うつ病は、症状や経過などの点では、特に他のうつ病と違いがないことがわかってきました。
授乳中の服薬の問題など、産後特有の問題はいろいろあるにせよ、産後うつ病も、基本的には普通にうつ病の治療をすればよいと考えられるようになったのです。
このように、「うつ病の患者さんで脳梗塞が見つかったら、脳梗塞がうつ病の原因」「ストレスの後でうつ病になったら、ストレスがうつ病の原因」などと、決めつけずにきちんと研究してみることによって真実が見えてきたようです。
PR

うつ病と脳梗塞。

老年期のうつ状態では、潜在性脳梗塞、すなわち、脳卒中になったことはないのに、MRIを撮ってみたら脳便塞が見つかった、という場合が多く見られています。うつ病の原因については年を取ってからなることで他の症状も出てくることになるのです。
脳梗塞によるうつ病は、大きな脳梗塞だけに起こるのではなく、小さな脳梗塞によっても引き起こされる危険性があります。一番怖いことは、脳梗塞によるうつ病と生活習慣病によるうつ病と見分けがつかないことです。
つまり、一般のうつ病と勘違いしてしまい、脳梗塞によって命を落とすこともあるわけです。
老年期(65歳以上)発症のうつ病患者さんでは、ほとんど全員に脳梗塞が見られるという。ただし、潜在性脳梗塞は、一般人口でも数割に見られるので、これ自体は異常というわけではありません。
脳梗塞の痕を持つうつ病患者さんは、治療効果が遅く、治療の副作用が出やすく、軽い後遺症(考えや動作がゆっくりになるなど)を残す場合があるなど、治療はやや難しくなります。
脳梗塞によるうつ病の典型的な症状は、とにかく自分自身の将来に悲観して涙を流し続けることにあります。それは人前であろうと関係ありません。この関係はとても複雑なのです。

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

最新記事

P R